「ノウハウをポストでつぶやけばいいって聞いたけど、ノウハウつぶやきすぎたら有料商材で何を載せればいいかわからなくなる」
この相談、死ぬほどきます。
マジで、ビックリするくらい、みんな同じ壁にぶち当たってます。
かく言うぼくも、昔はそうでした。
自分がけっこうな金額を払って学んだ知識を、
タダで公開するなんて、とんでもない。
アホのやることだ、と。
まるで、苦労して見つけた宝の地図を、
広場のど真ん中でビリビリに破いて
ばら撒くようなもんだと思ってましたからね。
でも、今は違います。
明確な答えが出ました。
この記事は、過去のぼくのように「出し惜しみの呪い」にかかって、
本来得られるはずの利益をドブに捨て続けている、
そんなあなたを救うためのものです。
かなり長くなりますが、
稼げる発信者とそうでない発信者を分ける、
本質的な話しかしません。
ブックマークして、何度も読み返すことを推奨します。
では、いきます。
↓↓↓
答えから言いましょう。
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ノウハウは、全部出せ。100%、いや120%でやれ。
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です。
出し惜しみは、一切、いらない。
みじんも、いらないのです。
「え、マジで言ってます?」
と思うかもしれませんね。
マジです。大マジです。
特に、まだ自分の立ち位置を確立できていない
初心者、中級者の人ほど、これは絶対です。
「この人、頭のネジ何本か飛んでるんじゃないの?」
と周りがドン引きするくらい、
持ってる知識は全部、無料で垂れ流してOK。
バンバン、やっちゃいましょう。
…と、ここまで言うと、あなたの頭の中には、
だいたい2つの巨大な「?」が浮かんでいるはずです。
なんでわかるのかって?
ぼくも、あなたと全く同じ道を通ってきたからです。笑
今日は、その2つの疑問を、跡形もなく消し去ります。
まず一つ目の疑問。
↓
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「いやいや…そんなことしたら、元ネタの人に怒られませんか…?」
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はい、これですね。
実に日本人らしい、素晴らしい配慮です。
自分が有料で買った情報を、無料でペラペラ喋っちゃう。
これって、道義的にどうなのよ?と。
気持ちは痛いほどわかります。
でもね、
→結論、まず怒られません。
なぜなら、あなたが持っているその「虎の子のノウハウ」、
残念ながら、この情報社会においては
オンリーワンじゃないからです。
あなたが大枚はたいて買ったその有料商材の情報、
ネットの海を本気で泳ぎ回れば、
どこかのブログ記事やYouTube動画で、
似たような情報が無料で転がってたりする。
これが現実なのです。
例えば、ぼくが昔に買った
「秒速で100万円稼ぐためのライティング術」
みたいな教材があったとしましょう。
そこに書かれている
「読者の感情を揺さぶる3つのテンプレート」なんて、
源流を辿っていけば、何十年も前にアメリカの伝説的な
コピーライターが提唱した理論に行き着くわけです。
つまり、その教材の著者でさえ、誰かの「真似」をして、
自分なりの解釈や事例を加えて商品にしているに過ぎない。
この業界、結果を出している人ほど、
先人たちの知恵を徹底的にパクり、いや、モデリングしています。
だから、そもそも「俺のノウハウを盗むな!」と怒る権利なんて、
誰にもないんですよ。
もし、万が一にもそんなケチなことを言う発信者がいるとしたら、
その人から教材を買うのは今すぐやめるべき。
断言しますが、そやつは自分の利益しか考えていないテイカーです。
自分は先人の知恵を借りておきながら、後進が同じことをするのは許さない、なんていうダブルスタンダード野郎についていっても、未来はありません。
それに、ぼくはこう思ってます。
ーーーーーーーーーーーーー
99.9%のコンテンツは、
既存の情報の組み合わせでできている
ーーーーーーーーーーーーー
と。
完全にゼロから、全く新しい概念を生み出す人なんて、
アインシュタイン級の天才くらいでしょう。
ぼくたちは凡人です。
だから、凡人には凡人の戦い方がある。
あなたも、真似していいんです。
ただし!
ここ、超重要です。
丸パクリ、コピペは絶対にダメ。
これはただの泥棒であり、思考停止の極み。
そんなことをしても、あなたの価値は1ミリも上がりません。
必ず、一度自分の中に落とし込んで、自分の言葉で語り直すこと。
・自分の体験談というフィルターを通す
・具体例を、全く別の、あなただけのオリジナルなものに差し替える
・情報の順番、構成を組み替えてみる
・Aという教材と、Bという書籍、CというYouTube動画で学んだことを、自分なりにミックスして新しい切り口を提示する
これさえやれば、それはもう立派なあなたのオリジナルコンテンツです。
サラッと書きましたが、コンテンツビジネスのキモは、
ほぼこれに集約されています。
さて、次。
二つ目の疑問。おそらく、こっちのほうが深刻でしょう。
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「全部タダで出しちゃったら、有料で何を売ればいいんですか…」
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これですよね。
ビジネスとしてやっている以上、当然の悩みです。
これには、3つの答えがあります。
一つずつ、丁寧に解説していきましょう。
まず1つめ。
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同じものを売ればいい。なぜなら、
人は無料では絶対に学ばないから。
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衝撃の事実をお伝えします。
あなたがどれだけ有益な情報を無料でポストしようが、
それを本気で、繰り返し、自分の血肉になるまで
学び尽くす人なんて、1000人に1人もいません。
今、ぼくの記事を読んでいるあなたでさえ、
一度読んで「ふむふむ、タメになったな」で終わるはずです。
これを印刷して、壁に貼って、
毎日音読するなんて変態、いますか?
もしいるなら、あなたは素晴らしい変態です。
マジで、尊敬します。
そういう人は、ぶっちゃけ無料で勝手に結果を出せます。
でもね、99.9%の人間は、無料だと本気になれない。
なぜか。
そこに「痛み」がないからです。
サンクコスト・バイアスってやつですね。
「せっかくお金を払ったんだから、元を取らないともったいない」
この心理、人間が抗うのは、めちゃくちゃ難しい。
ぼくも経験ありますが、無料のセミナーと、
10万円払ったセミナーとでは、始まる前の姿勢からして全く違います。
無料だとスマホいじっちゃうけど、
30万払ってたら、メモを取るペンの持ち方からして真剣になりますよ。
だから、あなたが無料でばら撒いたノウハウを、
後からキレイに体系立ててパッケージ化し、
有料で販売したところで、
誰も「これ、全部無料で言ってたやつじゃん!」なんて文句は言いません。
むしろ、お金を払って手に入れたことで、
初めてその情報に真剣に向き合う準備ができる。
そして、実践して、結果を出して、
「あの教材のおかげです!感動しました!」
と、感謝されることになるのです。
情報が価値に包まれていることがめちゃくちゃ大事なんですよね。
次、2つめ。
ーーーーーーーーーーーーー
圧倒的な量の「具体例」を売れ。
ーーーーーーーーーーーーー
これが、無料と有料を分ける、
最も明確な境界線です。
無料ポストでは「理論」や「型」を語る。
有料コンテンツでは、その理論や型を、
どう「実践」で使っているのか、その生々しい具体例を、
これでもかというほど浴びせるのです。
人って、抽象的な理論だけじゃ、
結局どう動けばいいのかわからないんですよ。
「こういう時は、こう!」
という具体的な事例が大好物。
例えば、ぼくが「共感を呼ぶストーリーライティング」
という有料教材を売るとします。
無料のポストでは、
「ストーリーには『葛藤』と『乗り越えた先の未来』を入れるのが鉄則だ」と語る。
これだけでもけっこう有益ですよね。
でも、有料教材では、こうするんです。
ぼくが過去に書いてバズったポストや記事を
30個くらい引っ張り出してきて、
一つひとつ徹底的に解剖する。
「このポストの1行目、『昔のぼくはただのポンコツでした』という一文。これが『葛藤』の提示です。なぜこの言葉を選んだかというと、ターゲット読者が抱える劣等感に寄り添い、『この人も同じだったんだ』という仲間意識を芽生えさせるためです。そして3行目のこの部分が…」
…みたいに、
・なぜその言葉を使ったのか
・どんな効果を狙ったのか
・その結果どういう反応があったのか
まるで手術をする外科医のように、文章の裏側をすべて見せる。
これ、無料じゃ絶対にやらないレベルの情報密度ですよね。
ここまでやられたら、もう誰も文句は言えない。
これは、もはやノウハウではなく、
「事例集」という名の、別の価値を持った商品になるのです。
そして最後、3つめ。
ーーーーーー
情報の「用途」を売れ。
ーーーーーー
どういうことか。
情報は、ただ「知っている」だけでは、
1円の価値も生みません。
それを「使える」ようになって、初めて意味をなす。
ぼくはよく、
「ぼくの教材は、最低100回は聞いてください」
と言っています。
なぜなら、1回や2回聞いたくらいで、
人間の思考や行動は変わらないから。
本当に結果を出したいなら、
成功者の思考回路を、自分の脳にインストールするくらい、
繰り返しインプットする必要がある。
これって、実は「教材の正しい使い方」、
つまり「用途」を教えているんです。
「この情報は、一度見て終わり、ではありません。あなたが道に迷った時にいつでも立ち返るための『地図』であり、日々の発信のズレを修正するための『コンパス』なんです。だから、常に手元に置いて、繰り返し触れてください」
こう伝えると、どうでしょう。
教材を買う理由が、
「新しい知識を得るため」から、
「自分を成功に導くための『道具』を手に入れるため」
に変わるのがわかりますかね?
そうなれば、たとえその情報のかけらが
普段から無料でポストされていたとしても、全く問題なくなる。
むしろ、「あの有益な情報を、いつでも引き出せる形で手元に置いておきたい」と、喜んでお金を払ってくれるようになるのです。
これはけっこう真実で、マジで教材を聴きまくらないと、
面白いほど結果は出ません。
聴き込むことで、発信の軸が定まり、
言葉の端々に自信が宿り、それが読者にも伝わる。
良いスパイラルが生まれるわけです。
…
長々と、喋りすぎましたかね。
でも、伝わりましたか?
今回の内容をまとめますね。
「ノウハウ、全部出しちゃっていいの?」問題。
答えは、
ーーーーーーーーーーーーー
全部出せ。120%でやれ。
ーーーーーーーーーーーーー
でした。
そして、それに伴う2つの疑問。
「怒られない?」
→怒られない。そもそもみんな真似してる。ただし、自分の言葉で語れ。
「有料で何を売るの?」
→3つの答えがあった。
1:同じものでOK。人は金払わないと本気にならないから。
2:圧倒的な「具体例」を売れ。理論と実践は別物。
3:情報の「用途」を売れ。知識を「道具」に変えてやれ。
です。
・・・・・・
こんなビジネスの裏側みたいな話、普通は無料でしません。
でも、多くの人がこのしょーもないマインドブロックのせいで、
チャンスを逃しているのが、もったいなくて。
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